ShotSpotter社の製品は、米国、プエルトリコ、ヴァージン諸島、南アフリカのおよそ90都市に設置されており、各都市の銃規制戦略において重要な役割を果たしています。フィールド・オペレーション・チームのフィールドサービス部門マネージャーであるJeff Jaegar氏によると、法規制機関に多大な影響を与えるという点で、機器の連続稼働は必須条件です。
機器を連続稼働させるには、サードパーティの技術者が簡単にアクセスでき、稼働状態を監視できる体制が必要です。センサーに不具合が発生すれば、監視範囲が狭まり、連続稼働できなくなってしまいます。したがってShotSpotter社は、問題の発生を検知し、その地域の技術者に連絡することで修理を行う機能を必要としていました。また、同社には、修理以外にも課題がありました。派遣された技術者のパフォーマンス、修理にかかった時間、不具合の発生率などを把握する方法がなかったのです。Jaegar氏は、「製品管理の効率化にはデータの可視化が必要ですが、そのような機能はありませんでした」と当時を振り返ります。